人気ブログランキング | 話題のタグを見る

細く長くがいいらしい。


by ezo_miho

純愛について考える。

そういえば、この前テレビを観ていたら、「失楽園」の原作者が出ていた。
作者によると、「失楽園」は「大人の純愛」だそうだ。
“純愛を知ろう企画”としてビデオを借りてきた選択はあながち間違いではなかったらしい、ね。
大人の、純愛に憧れる気持ちに触れられるものとして、あの物語を描いたそうだ。
氏によると、純愛とは危険が伴うものらしい。そして、真の肉体の繋がりがなければ純愛とは言えないらしい。
最近の純愛ブームと呼ばれるものに含まれる作品は、確かに危険が伴うという点では一致する。絶対的な別れが待ち受けている、とか。
けれど最近のものは精神の繋がりを重視して、プラトニックな傾向が強い。氏から言わせれば「子どもの純愛」なのかもしれない。
う~ん、やっぱり「純愛」を定義するのはなかなか難しそうだ。
どちらが正しいというわけではない。
私はむしろ、「日常の中の純愛」に興味がある。
ちなみに、氏によると、結婚は「打算愛」だそうだ。
それもわからなくはないが、「失楽園」の中の二人が抱いた「ずっと一緒にいたい」という気持ちは、日常や、結婚の中にでも見つけられるだろうと、私は思うのだ。
# by ezo_miho | 2005-07-15 16:50 | そこはかとなく

休日

昨日は相棒のお兄さんの仕事がが久しぶりにお休みだった。
近々、勤めている会社の新店がオープンするそうでてんやわんやになっている。
ぶっちゃけ、お休みがない。皆無。
まぁここ数週間のことだけども。
(オープンしたら通常に戻る、はず。)
「欲しがりません開くまでは」な心境。

でも!昨日は本当に久しぶりにお休みだった。(途中で出勤しなくていい丸ごとなお休み★)
朝からドライブ!(いや、中身は私の通院なんだけども。)…本当に苦労をかけます(私信)。
しかし、ドライブ!な気分もあまりの暑さにやられる。
水分補給をしながら、話しながら、病院に着く。
どうやら「調子が悪い」は少し良くなり始めた模様。よかった。
気分もよく帰路に着く。
お兄さんの仕事の関係で、少し大きなスーパーを視察。
いまいち。
お昼をどこかで食べようと、帰り道店を探す。
しかし、手頃な所が見つからず、そうこうする内に暑さのため私ダウン。(情けなや…)
気がつけば電気屋さんに。
お兄さんの仕事で使うソフトを探すが見つからず。扇風機を購入することに。
在庫がなく、展示品でいいからとまけてもらう。やった。
イオンが出るらしいむき出しな感じの毛を怪しみつつ、近くの某ファミレスに。
日替わりの中身を強引にナチュラルに替えてもらうお兄さんに感心しつつ、お昼を済ませる。
新店舗の話を聞いたりしている内に、日々お疲れのお兄さんは仮眠に。
その向かいでハーブティーを飲みつつリラックス。
お腹もかなりタポタポになったところで、スーパーへお買い物に。
食材を買って帰宅。
帰ると、家に忘れていたお兄さんの携帯にたくさんの着信が。
またもや休日出勤になるか、と恐れつつ、かけ直すのを待つ。
なんだか病院関係者や刑事さんの家族みたいな心境(想像)。
―すべてクリアー!☆本日は完全にお休みであることがこの瞬間ようやく決定。
二人で買いたての扇風機に当たりつつホッとする。
と、突然、お兄さんがパズルがしたいと言い出す。
数日前がお兄さんの誕生日だったこともあり、ジグソーパズルを買うべく某ゆ○タウンまでお出掛け。
久しぶりに趣味の話もしつつ到着。
お兄さんの社会人グッズ?(名刺入れとか)を探した後、おもちゃ屋さんに。
魚釣りのおもちゃが置いてあったので(あの昔からある、スイッチを押すと魚が回りだすやつ)やってみたら本当に一匹も釣れなくてショックを受ける。(お兄さんは簡単に釣った。)
分厚いカタログまで引っ張り出して、どのパズルを買うか二人で真剣に迷う。
迷いに迷って小一時間くらいしたんじゃないかというところで、ようやく注文することに決定。
ノーマン・ロックウェルの「渋滞」という絵のやつに。(1000ピース)
子犬が通りの真ん中で立ち往生してしまって渋滞になっている、という愛らしい絵。
お兄さんはどっちかと言うと、無性にピースをはめるあの感覚を味わいたかったらしく、注文というのは少々残念だったようだけど。届くのが楽しみ。
家に帰ると、今日はお兄さんがパスタを作ってくれると言うので私は助手を努める。
二人でやるとなんでも楽しいなぁ、と実感。
夕食後はお風呂を洗って、久しぶりに湯船に浸かる。
お風呂の後は、軽く仕事をするお兄さんを私なりに手伝う。
最近なかったのに、突然地震がきてびっくりする。
仕事が進まなくなった後は二人でテレビのクイズにぼけーっと答えながら過ごし、扇風機を回しながら、いつもより余裕を持って就寝★=
一日とっても楽しかった。

今日楽しかったな、と一日を終えられるのはとても幸せだと思う。
最近、私の「調子が悪い」にお兄さんの仕事が急激に忙しくなったことが重なって、そんな楽しさに気付けずに、ただただギスギスしがちだった。
今日は、そんな生活や気持ちがふっと柔らかくなった一日だった。
# by ezo_miho | 2005-06-28 20:53 | そこはかとなく

ここのところの私

久しぶりの更新。気がつけば2ヶ月も。
ここのところずっと調子が悪くてパソコンに向かえなかった。パソコンをなんとか開けても文章が書けなかった。
今日は朝から少し気分がいいので更新更新。

私の「調子が悪い」は人に伝えにくい。
でも、この「調子が悪い」に最近はちゃんと向き合おうと思っている。冷静に。
そう思い始めてから、少し穏やか。いろいろとうまくいかないところは多いけど。
だけど、調子が良い日には時間の経過を感じてしまう。いつの間にこんなに日が経ったんだ、と。
それはけっこうかなしいことなのだ。自分の時間だけが空白だったことに気がついて。焦るだけじゃなく、かなしいのだ。

仕方がないと諦めるのは、情けないし、情けないから結構しんどかったりする。
だけど仕方ない。

ここのところ、私はね、少しだけ調子が悪いのですよ。
# by ezo_miho | 2005-05-28 10:42 | そこはかとなく

卒業

本日、大学を卒業しました。
たくさんの人に感謝。
# by ezo_miho | 2005-03-25 20:45

ピカソ展

久々の更新(汗)。
閉幕してもう2週間ほど経つけれど…ピカソ展~幻のジャクリーヌ・コレクション~の感想を。

楽しかった。
正直に言うと、ピカソのどこがどうすごいといったことは私にはわからなかったけれど、とにかく楽しかった。
本当はある程度勉強してから観に行きたかったけど、出来ずじまいで、感じること重視で行った今回の展覧会。
観ていて思ったのは、「ああ、この人が絵を描いているところを見ていたいな」、と。一枚一枚の絵の、色や筆跡をみながら、なぜだかずっとそんな気持ちがしていた。
絵を観ながら、ピカソという人の、冷静さと少年のような正直さの両方を感じた。

個人的には、どの作品よりも『椅子に座る裸婦』が好き。なんて優しい表情を描くんだろう、と感動した。
その他には『父性愛』という作品が好き。あと、ピカソの素描も。もう、たっのし~な~♪と一人ニコニコしながら観ていたはず。

ピカソというと、使う色彩も絵から受ける印象もどぎつい感じがするのでは、というイメージがあったが、今回、そのイメージが大きく変わった。

「絵を描いているところを見ていたい」ということの他に、もう一つ強く感じたことが、
「ピカソの水色はあたたかいな」と。
私はそのことに感動した。
# by ezo_miho | 2005-03-21 17:14 | 観劇・鑑賞などなど