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細く長くがいいらしい。


by ezo_miho

ふえよん

劇団笛OB・OGの4回生と現役笛メンバーによる「演劇ユニットふえよん」の企画公演、土田英生作『――初恋』を観てきた。
いわば卒業公演ですな。
実は私の回生の。

卒業して就職して新たな一歩を踏み出す人が中心になって作った、ゲイの集まるアパートの住人がそれぞれ新たに歩み始める物語。
だけど、私にはこの公演に新たな歩みを感じられなかった。
私は彼らと何度か芝居をやってきて、その度に気になって主張してきた点が、今回の公演でもやっぱり気になった。
笑わせ方とか、メイクの存在とか、衣装の語るものだとか。
その他いろいろ…。
裏方をどう捉えているのかだとか。
(彼らと一緒にやると私はほぼ確実に裏方だったので、やっぱり裏方が気になるみたいだ。)
本当に今までと同じ感じで、だからこそ、やっぱり私は「ふえよん」に参加しなくてよかったんだ、と思った。
目指すものが違うし、最高だと思うものが違う。
そして、お芝居に対する姿勢が違うと思ったから、私は参加しなかった。
私は思い出を作るために芝居をしようとは思わない。
新しいことがしたい。楽しく。

卒業公演だというのに、私の代のメンバーは半数近くが参加していない。
このことを寂しく思えない私は薄情なのかもしれないけれど、彼らと一緒にやったからこそ、私は自分のやりたいことが見えてきたのだと思う。

だから、相容れなかった人たちに、私は今日は正直な感想を書いてきた。

お芝居は楽しかったですか?
まだまだまだまだ出来る。
by ezo_miho | 2005-03-04 01:39 | 観劇・鑑賞などなど